「首こりと風邪って、関係あるの?」

「首がこってるだけで、風邪なんて関係なさそう…」
そんな風に思っている方も多いかもしれません。
でも実は、首や肩がこっている状態が続くと、体調が崩れやすくなることもあるといわれています。
とくに「のどの違和感」「リンパの腫れやつまり」「なんとなく風邪っぽい」など、気づかないうちに不調のサインが出ている場合も。
首まわりと体調の関係を例でお伝えすると…
✅ 筋肉の緊張で血流がめぐりにくくなる → 体が冷えやすくなる
✅ リンパの流れが滞る → のどの不快感や腫れが起きやすくなる
✅ バランスが乱れることで、疲れやすくなったり体調が整いにくくなる
このように
「首こり=肩こりだけの問題」と思っていたら、実はそれが体調のリズムにも影響している可能性もあるんです。
首こりと風邪のような症状がつながる理由って?

① 首まわりの血流が滞ると、めぐりが乱れやすくなる
私たちの体の中をめぐる免疫に関わる細胞(白血球など)は、血液とともに全身をめぐっています。
この流れがスムーズだと、体は「守る力」を発揮しやすくなります。
でも、首こりなどで血流が悪くなると、その力が発揮されにくくなる場合もあるんです。
✔「なんだか風邪が長引く」
✔「寝ても回復しにくい感じがする」
✔「のどの違和感が続く」
こうしたときは、体のめぐりに負担がかかっているサインかもしれません。
② 首まわりのリンパの流れが滞ると…
首には多くのリンパ節が集まっています。
このリンパは、老廃物やウイルス・細菌の「ろ過」の役割も担っていて、スムーズな流れが大切です。
ところが、首こりが続いて筋肉が硬くなると、リンパの流れも影響を受ける可能性があります。
✔ のどの腫れや痛み
✔ あご下や首のリンパが詰まりやすくなる
✔ すっきりしない、だるさが続く感覚
このように影響があれば要注意です。
③ 自律神経のバランスが乱れやすくなる
首の緊張は、自律神経にも影響を与えると言われています。
この自律神経は「体温調整」や「免疫の働き」に関わっているため、乱れると不調が出やすくなります。
よくあるサインとしては
✔ ちょっとしたことで風邪っぽくなる
✔ 気温の変化に弱くなる
✔ 疲れが取れにくい
このように「最近体調を崩しやすくなった…」と感じる方は、首まわりの状態が関係しているかもしれません。
首こりを整えて、体のめぐりをサポートする方法

「では、どうすればいいの?」
ここからは、首まわりをやさしく整えて、免疫のめぐりをサポートする習慣をご紹介します。
① 首を温めて、めぐりを促す
血流やリンパの流れは、温めることでスムーズになりやすいと言われています。
📌 おすすめの温め習慣
✔ ホットタオルを首に当てる(5〜10分ほど)
✔ お風呂に首までしっかりつかる
✔ 温熱マッサージグッズを活用する
「のどがスッキリしない…」というときは、まず温めてみるのもおすすめです。ひとつでも当てはまるなら、スマホ首(ストレートネック)傾向かもしれません。
② ゆるやかなストレッチでリンパの流れを助ける
首まわりの緊張をゆるめることで、リンパの流れもサポートしやすくなります。
📌 やさしいストレッチ例
1️⃣ 首を左右にゆっくり倒す(10秒ずつ)
2️⃣ あごを胸につけるように首を前に倒す(10秒)
3️⃣ 肩をぐるぐる前後に10回ずつ回す
※無理のない範囲で、呼吸を止めずに行ってみましょう。
③ 骨格バランスを整えて、首こりの根本からケア
「温めても、ストレッチしてもすぐ戻ってしまう…」
そんな方には、骨格から整えるアプローチも一つの方法です。
📌 整体で期待できること(人によって異なります)
✔ 首の緊張がほぐれ、血流が整いやすくなる
✔ 姿勢のバランスが安定し、日常の負担が減る
✔ リラックスしやすくなり、自律神経も整いやすくなる
繰り返す不調や疲れやすさが気になる方には、骨格のバランスから見直すことで体全体が整ってくる方もいますよ。
まとめ

今回のまとめ
- 首こりが続くことで、体調に影響が出るケースもある
- のどの違和感・リンパのつまり・風邪っぽさは、首まわりの緊張が関係しているかも
- 温め・ストレッチ・骨格調整などで、めぐりを整える工夫を
- 「姿勢がしんどい」「疲れやすい」という方は、骨格からの見直しもおすすめ
「最近、なんとなく体調が安定しない…」
「ちょっとしたことで風邪っぽくなる…」
そんなときは、まず首まわりの緊張をやわらげてみましょう😊