こぐま整体院 神戸元町

枕を見直すだけで、毎朝の目覚めが変わるかも!?

新しい枕を買ったのに、なんだか合わない…そんなことありませんか?

首こりと枕の関係を見直して快眠改善

「最近首が重たく感じる」

「朝起きたときに肩がこっている」

そんなふうに感じて、新しい枕を試してみたものの、しっくりこないまま…。
そうしてまた次の枕を探して、気づけば何度も買い替えている、なんて心当たりはありませんか?

40代になると、日々の疲れが取れにくくなったり、肩や首まわりに違和感を感じやすくなったりするものです。
だからこそ、「自分に本当に合う枕」を見つけたいという気持ち、よくわかります。

でも実は、「枕が合わない」の原因は、枕そのものではないこともあるんです。

「枕なしが理想」って本当? でも急にやめるのは逆効果になることも

本来、私たちの首はゆるやかなカーブを描いていて、その形が頭の重さを上手に支えています。
ところが、スマホやパソコンを使う時間が増えた現代では、首が前に出る姿勢が続きやすく、自然なカーブが崩れてしまっている人も少なくありません。

そういった状態でいきなり枕を使わずに寝ると、首や肩の筋肉にかえって負担がかかることも。
「枕なしのほうが良い」と聞いて急にやめてしまうと、違和感が強くなる場合もあるんです。

大切なのは、無理をせず、少しずつ慣らしていくこと。
今の自分の体に合った方法で、段階的に寝姿勢を整えていきましょう。

自分にぴったりの枕は「その日によって変わる」と考えてみる

「体に合う枕を一つ見つければ、それで解決する」と思われがちですが、実はそうとも限りません。

枕の高さや硬さの感じ方は、その日の疲れ具合や肩・首の張り、気分によっても変わるからです。

たとえば、

  • 一日中デスクワークをした日は、少し高めの枕のほうが落ち着く
  • よく眠れた翌日は、低めの枕の方が心地よく感じる

というように、その時々で「ちょうどいい」と感じる高さが違うのです。

だからこそ、決まった形の枕にこだわるのではなく、調整できる枕を選ぶという考え方もおすすめです。

タオルを使って簡単にできる「高さ調整」から始めてみませんか?

枕を買い替える前に、まずはタオルを使って高さを調整する方法を試してみませんか?

とても手軽で、自分に合った寝心地を探るのにぴったりです。

🔹 タオル枕の作り方(基本編)

  1. フェイスタオルを1枚用意します
  2. くるくると巻いて、2〜3cmほどの高さからスタート
  3. 少し高いと感じたらゆるめて、低いと感じたらもう1枚重ねて調整

自分の首や肩の状態に合わせて、その都度調整できるのが大きなメリットです。

首まわりのバランスを整えることで、睡眠の質が変わることも

日々の姿勢や筋肉のバランスを整える

枕を見直すことに加えて、日々の姿勢や筋肉のバランスを整えることも、睡眠環境づくりには欠かせません。

特に40代は、仕事や家事、育児などで首や肩に負担がかかりやすい年代。
こわばりが続くと、寝ている間も力が抜けず、リラックスしにくくなります。
ストレッチや軽い運動、セルフケアを取り入れて、少しずつ体のバランスを整えていくことで、枕なしや低めの枕でも快適に感じられるようになるかもしれません。
「まずはできることから」─その積み重ねが、心地よい眠りにつながっていきます。

まとめ|眠りにくさは枕だけじゃない。体との向き合い方も見直してみよう

首や肩のこりが気になるときは、枕を見直す良いタイミング
✅ 「枕なし」が合う人もいるけれど、無理せずゆっくり慣らしていくのが大切
✅ タオルで高さを調整すれば、体調に合わせて柔軟に対応できる
✅ 日々のケアや体の使い方を見直すことで、睡眠の質が整いやすくなることも

「最近なんだか寝つきが悪い」「朝起きてもスッキリしない」
そんなときは、枕選びをきっかけに、自分の体と向き合ってみるのもひとつの方法です。

がんばりすぎず、自分のペースで、少しずつ心地よい眠り方を見つけていきましょう