デスクワークで背中が痛い…なぜ?

「仕事終わりには背中がバキバキ…」
「座りっぱなしで肩から腰までズーンと重い…」
そんなデスクワークによる背中のつらさを感じていませんか?
実はこの痛み、「姿勢」や「座り方のクセ」が大きく影響していることがあります。
背中の痛みに関わる主な要因としては・・・
❌ 骨盤が後ろに倒れる(猫背気味)or 前に傾く(反り腰)
❌ 同じ姿勢が長時間続くことで、筋肉がこわばる
❌ 肩や背中に無意識の力みが生じる
特に「骨盤の傾き」は、背中全体のバランスに関わっていて、背中の筋肉が引っ張られて負担がかかる原因になることも。
まずは、どんな姿勢が痛みにつながりやすいのか?から見ていきましょう!
デスクワーク中に背中がつらくなる理由とは?

骨盤が後ろに倒れている(猫背)
無意識のうちに、腰が丸まって背中が前に倒れてしまっていませんか?
これは骨盤が後ろに傾いた状態で、いわゆる「猫背」と言われる姿勢です。
猫背のときに起きやすいこと
✔ 背中の筋肉が引っ張られ続けて緊張しやすくなる
✔ 血流が滞り、疲労感が抜けにくくなる
✔ 首・肩こり、呼吸が浅くなる原因になることも
骨盤が前に傾いている(反り腰)
反対に「姿勢を正そう」と意識しすぎて、腰を反らせすぎてしまう方も少なくありません。
この状態は骨盤が前に傾いた反り腰で、背中の下部に負担がかかってしまいます。
反り腰のときに起きやすいこと
✔ 腰~背中の下側が圧迫され、疲れが溜まりやすくなる
✔ 骨盤の前傾で姿勢が不安定になる
✔ 全身のバランスが崩れ、体に力が入りやすくなる
「猫背じゃないから大丈夫!」と思っている方も、
反り腰が背中の負担につながっている場合が意外と多いんです。
背中の負担をやわらげる「正しい座り方のポイント」

実は、デスクワーク中の背中ケアの第一歩は、骨盤のポジションを意識する座り方にあります。
正しい座り方のコツ
✅ 椅子には深く座り、骨盤をしっかり立てる
✅ お尻の真下に座骨(ざこつ)がくるように座る
✅ 背中を反りすぎず、自然なS字カーブを意識
✅ 足裏を床につけ、膝の角度は90度が目安
こうしたポイントを意識するだけで、
背中の筋肉への無理な引っ張りを減らすことができます。
また、長時間同じ姿勢を続けないことも大切です。
座り方に加えて、骨格のバランスを整えておくことで、より安定した姿勢を保ちやすくなりますよ。
デスクワーク中にできる!簡単ストレッチで背中リセット

「忙しくてもできる簡単なケアを知りたい!」
そんな方におすすめなのが、座ったまま1分でできる背中ほぐしストレッチです。
✅ 背中を丸めて→反らせるストレッチ
1️⃣ 背中を丸めて、両手を前に伸ばす(10秒キープ)
2️⃣ 胸を開いて、背中を反らせる(10秒キープ)
✅ 肩甲骨をゆるめるストレッチ
1️⃣ 肩を前後にぐるぐる回す(各5回)
2️⃣ 両手を後ろで組んで、胸を開くように伸ばす(10秒キープ)
いかがでしょう?
これだけでも、背中の血流がグンとアップ!
1時間に1回このストレッチを取り入れるだけでも、疲れにくさが変わってきますよ。
さらに、骨格調整によって正しい姿勢を保ちやすくなると、再発予防にもつながります。
まとめ

✅ デスクワークでの背中の痛みは「骨盤の傾き」が関係しているケースが多い
✅ 「猫背・反り腰」どちらも痛みの原因になることがある
✅ 正しい座り方と定期的なストレッチで背中の負担を軽減
✅ 骨格のバランスを整えることで、正しい姿勢を保ちやすくなる
✅ 「意識しても姿勢が崩れる…」という方は、体の歪みの影響を見直すのもおすすめです
「なんとなく背中がつらい…」という方は、
まずは骨盤を意識した座り方から見直してみましょう😊